Wednesday, December 29, 2010

エレファント・ジョーク

ノンセンスの定義:ヒナギクにシッボを結びつけて崖からぶらさがっているゾウ。
問: カモメとスズメが仲よく空をとんでいます。おどろいたことに、そのあとからカメがとんでいくではありませんか。カメはどうしてとんでいるのでしょうか。
答: つきあいでとんでいるです。

これはスズメ・ジョークがさかんだった1970年代に日本でつくられたなぞなぞだと思われますが、こういったタイプのナンセンス・ジョークは、アメリカだったら、さしずめエレファント・ジョークとよばれるところでしょう。このなぞんぞでも、カメヲゾウにかえたとしたら、たちまちエレファント・ジョークがひとつできあがります。

ジョークとなぞなぞの区別はつけにくく、エレファント・ジョークというのは、いってみれば、「ナポレオンはなぜ青いズボンつりをしていたか?」「答、ズボンつりをしていないと、ズボンがずりおちてしまうから」といったタイプと同じいじわるなぞなぞなのです。

解答者のまじめな(あたり前の)答を予想してそれをはぐらかし、ああいえばこういうといった意地のわるいなぞかけですが、エレファント・ジョークは従来のなぞなぞをさらにシュールといってもいいほどエスカレータさせた論理の飛躍性と、そのナンセンスの度合をたのしむジョークといってもいいでしょう。
例えばこんな問題です。
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